毎日送った方がいいのか、少し待った方がいいのか。大切な人だからこそ、LINEの回数まで正解を探したくなります。けれど、僕たちにも、誰にでも当てはまる回数の答えはありませんでした。この記事では、返信をもらう方法ではなく、二人が無理なく続けられる連絡の形を考えます。
QUICK ANSWER
うつ病の恋人へ、毎日LINEしてもいい?
一律の回数より、返信が必要か、読むだけでよいか、今の負担はどうかを確認します。元気な日に、連絡できない日の合図や次に連絡する目安を二人で決め、状態に合わせて見直せます。
TAKEAWAYS
この記事で分かること
- 連絡頻度に「1日何回」という共通の正解はないこと
- 毎日送るかどうかを考えるときの五つの確認点
- 僕が「頑張って」から「ゆるゆるでいこう〜」へ言葉を変えた経験
- 返信が難しい日について、元気な日に話しておけること
- 返信がない場面と、安全が心配な場面を分ける考え方
連絡頻度に「1日何回」という正解はありません
うつ病という診断名だけで、ちょうどよいLINEの回数は決められません。本人の状態、もともとの連絡スタイル、二人の関係、仕事や生活によって変わります。
毎日連絡することが安心につながる人もいれば、返事を考える負担が大きい日もあります。大切なのは、ネット上の回数を当てはめることより、本人が負担に感じにくい形を、話せる日に一緒に探すことです。
僕も最初は「何かしてあげたい」と思っていた
僕は妻と付き合う前、うつ病についてほとんど何も知りませんでした。交際して数週間後、彼女から、うつ病で休職中だと聞きました。好きだったので、「なんとかしたい」と思いました。
LINEでも、元気になってほしい、励ましたいという気持ちが先に立っていました。けれど、返信してもらうことや相手を変えることばかり考えると、目の前の本人が何を負担に感じているかを見失います。少しずつ、「自分はどう関われるか」を考えるようになりました。
「頑張って」から「ゆるゆるでいこう〜」へ
交際当初、僕はLINEで「頑張って」と伝えていました。励まそうとしていたからです。関わっていくうちに、励ますことより、二人に合う言葉を探すようになりました。そこで生まれたのが「ゆるゆるでいこう〜」でした。
これは「頑張って」がどんな場面でも悪いという話ではありません。僕たちの間では、完璧を求めず、その日の状態に合わせてよいことを伝える言葉へ変わっていった、という一つの経験です。
LINEで意識するようになった四つのこと
僕たちは具体的な回数を決めていたわけではありません。僕が実際に意識するようになったのは、次のような関わり方です。
- 一度に伝えることを増やしすぎず、LINEを長くしすぎない
- 不安のまま追いLINEを重ねすぎない
- すぐ否定したり、答えを急いだりせず、話を聞く
- 病気の話だけにせず、小さなことにも「ありがとう」と伝える
毎日LINEしてもいい?確認したい五つのこと
毎日が合う二人もいれば、連絡しない時間がある方が楽な二人もいます。回数を決める前に、次の点を確認できます。
MEMO
二人に合う頻度を考えるための確認
これは診断や正解表ではなく、二人で話すための例です。
普段
- 体調を崩す前は、どのくらい連絡していた?
本人
- 読むことや返信することが負担になっていない?
支える側
- 返信がないと、自分の不安が大きくなりすぎていない?
方法
- 返信不要の一言、連絡しない時間など、楽な形はある?
見直し
- 今の生活や状態に、以前のルールが合っている?
元気な日に「連絡できない日」のことを話しておく
つらい最中に毎回ルールを決めるのは大変です。比較的話しやすい日に、返信が難しい日をどうするか相談しておく方法があります。
- 返事が難しい日は、何を合図にする?
- 返信がないとき、次の連絡はどうする?
- 一人でいたいときは、どう伝える?
- 安全が心配なときは、誰へ連絡してよい?
返信がないときは、普段の連絡頻度と分けて考える
普段は無理のない頻度でも、返信がないと不安になり、予定以上に送りたくなることがあります。その場面では、今分かっている事実と自分の想像を分け、急ぎの用件か、安全上の具体的な心配があるかを確認します。
追いLINEを送るかどうかの詳しい整理は、「うつ病のパートナーから返信がない|追いLINEは送っていい?」で扱っています。
「一人にして」と言われた場面も分けて考える
普段の連絡頻度と、本人が今は一人でいたいと希望している場面は同じではありません。無理に普段の頻度へ戻そうとせず、本人が望む距離と、次に声をかける目安を確認できるときに話します。
一人にするか、そばにいるか、安全をどう確認するかは、「うつ病の人に『一人にして』と言われたら」で詳しく整理しています。
安全が心配なときは、LINEの回数より安全を優先する
自傷や自殺をほのめかす、普段と明らかに違うなど、生命や身体の安全に具体的な心配があるときは、通常の連絡頻度の問題とは分けます。恋人一人で抱えず、主治医や医療機関、本人とつながりのある家族、公的相談先へ状況を伝えてください。緊急性が高いときは119などを利用します。
相談先の受付時間や連絡方法は変わることがあります。厚生労働省「まもろうよ こころ」などで、その時点の情報を確認してください。
二人に合う頻度は、あとから変えていい
体調、仕事、同棲、生活の予定が変われば、ちょうどよい連絡も変わります。一度決めた方法を守り続けることより、今の二人に合っているかを話し直す方が大切です。
相手を変えるためのLINEではなく、二人が無理なく関わるためのLINEへ。合わない日は見直して、「ゆるゆる」で続けられる形を探してよいのだと思います。
SUMMARY
この記事のまとめ
- 毎日LINEが合う二人も、連絡を減らす方が楽な二人もいます。
- 連絡の多さだけで、愛情の大きさは決まりません。
- 僕たちは、相手を励まして変えるより、安心して続けられる関わり方を探しました。
- 返信がないときの対応と、普段の連絡頻度は分けて考えます。
- 一度決めたルールも、体調や生活に合わせて変えて構いません。
最後に|回数より、続けられる安心を
僕も最初から、ちょうどよいLINEの仕方を知っていたわけではありません。好きだから何とかしたいと迷いながら、彼女を変えることより、自分の関わり方を考えるようになりました。
あなたたちに合う方法は、僕たちと同じでなくて構いません。元気な日に少し話し、合わなくなったら変える。そのくらいのゆるさを残しておいてください。
FAQ
よくある質問
うつ病の恋人には毎日LINEしてもいいですか?
毎日が合う人も、負担になる人もいるため一律には決められません。もともとの連絡スタイルや本人の希望を、話せる日に確認します。
返信がないときは追加でLINEしてもいいですか?
急ぎか、安全上の具体的な心配があるかで分けます。急ぎでなければ、短く返信を求めない一通にする、いったん待つなどの選択肢があります。
連絡を減らすと、冷たいと思われませんか?
受け取り方は本人にしか分かりません。突然減らすのではなく、無理なく続けたいことと、連絡できない日の方法を話すことができます。
この記事に合う無料PDFのチェックシート
連絡や距離の取り方を、元気な日に二人で話せます。
返信できないときや一人になりたいとき、次に連絡する目安を二人に合う形で決めるためのシートです。
06無料PDFに収録した7つのチェックシートのうち「二人でつくる連絡ルールシート」
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